実践 電気工事|エアコン工事

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実践 エアコン先行配管(仕込み工事)

エアコンの先行配管工事方法

エアコン工事の中でも、少し難易度の高いのが、
新築住宅やリフォーム住宅などの工事の際に行う
エアコンの先行配管(仕込み)』 工事です。

 

このエアコンの先行配管(仕込み)工事での利点は、
新築の壁に後から、貫通穴を開けることが無いので、
建物に傷をつけることが無く、予定通りの仕上げができる点です。

 

それだけに、当初の打ち合わせが大切で、
施工にも、それなりの知識が必要となりますので、
こちらで、その施工方法を勉強してくださいね(^_−)−☆

エアコン先行配管(仕込み)の方法

 

エアコンの先行配管工事を電気工事士の中では、
仕込み』と呼びます。

 

この呼び方は、何もエアコンの先行配管だけでなく、
一般的な、配管工事などにおける、
配管ルートの確保のための、アンカー打ちや、
寸切りボルトなどの施工の際にも用いられます。

 

本来の目的の工事を行うための先行工事のことを
総じて『仕込み』と呼ぶことが多いのです。

 

ですから、エアコンにおいても、先行配管のことを
「エアコンの仕込をする」 などとゆうことが多いのです。

 

実際に仕込み配管を行ったものを見てください。

 

エアコン先行配管工事(仕込み)1

 

エアコンの先行配管は、写真でもわかるように壁や天井が出来上がる前に行います。
この現場は、室内をリフォームするため、エアコンの位置を変更する必要があったのですが、
取り付け位置が無く、新しく作る壁に取り付けることになったのですが、
ドレン勾配が取れないため、隠蔽配管にて、取り付けるように提案させていただきました。

 

冷媒管は、天井内から壁に取り出し、
ドレン配管は、壁内を立ち下げ、土間に配管して、屋外に出すようにしています。

 

こうすることで、室内には、冷媒管もドレンも見えることなく、
スッキリと収まります^^

 

冷媒管やドレン配管を取り出す位置は、室内機の左側から取り出します。
こうすることで、最終に室内機を取り付ける際の配管スペースを確保することができます。

 

通常の取付であれば、冷媒管やドレンは、
室内機の右側にある、貫通穴から屋外に出し、接続しますが、
隠蔽配管の場合、屋外で接続する作業を全て、室内で行うことになりますから、
配管を接続し、収めるスペースが必要となりますので、
そのスペースとして、室内機裏の配管スペースを利用します。

 

冷媒管は、左抜き施工と同じようにすれば、いいのですが、
ドレンに関しては、左抜きのようには、いきません。
通常の左抜き配管の場合、
ドレンホースを左側に付け変えて、取り付けますが、
隠蔽配管の場合、ドレン管との接続位置が、壁内になるので、
通常の方法では、接続できませんから、
ドレンホースは右側のまま取付け、冷媒管と同じように、
室内機裏のスペースで接続します。

 

そのため、ドレン配管もそれに対応した配管をしておく必要があります。
ご存知のように、ドレン水が流れると、温度差によって結露が発生します。
ですから、温度差を無くすため、ドレン管には、保温材を巻いておきます。
エアコン先行配管工事(仕込み)2
この写真でわかるように、ドレン管は、壁内から土間に出て、そのまま屋外へと出ていて
土間の横引き部分に対して、保温材を巻いてあります。
写真の場合、ドレン管に使用しているのはVP20で
室内機への接続部分は、通常のドレンホースを使用しています。
エアコン先行配管工事(仕込み)3
なぜ、途中からドレンホースにしているかとゆうと、
少し長めにドレンホースを切り、VP管に突っ込んでおくことで、
室内機取付け時に、接続部分の調整ができるので、
より簡単に接続することができるからです。

 

ここまでが、先行配管の方法ですが、
みなさんご理解いただけましたか?

 

室内の工事が進み、壁などができてくると、
下の写真のような感じになります。

 

エアコン先行配管工事(仕込み)4

 

大工さんには、切り込みなどで手間をかけることになりますが、
このような取付をせざるおえない場合もありますから、
知識として知っておくと、施工の幅が広がると思います。

 

これで、クロス屋さんが、クロス(壁紙)を貼って、壁が仕上がれば、
室内機を取り付けて、完成となります。

 

紹介した方法では、通常のドレンホースを使用していましたが、
この場合、室内機裏の部分には、保温処理が必要となります。
この処理が面倒な場合は、予め断熱ドレンを使用する方法もあります。
そのためには、VP管との接続部分に
VP管ジョイントが必要となりますので、注意してください。

 

VP管ジョイントΦ14
VP管ジョイントΦ14 接続詳細図

 

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