実践 電気工事|金属電線管の支持方法(中空編)

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金属電線管の支持方法(4)中空編 写真解説

ハンガーレールを用いた電線管の支持方法(写真解説)

前回は、ハンガーレールを用いた中空での電線管の支持方法を図解で解説しましたが、
自分で読んで、解説図を見ても、今一解りづらかったので、
今回は、写真を交えて、より詳しく解説したいと思います。

 

前回紹介した、PSナットを用いた方法のほかに、
PSナットを使わない方法も紹介して、
その方法を用いた、応用的な支持方法なども紹介しますので、
みなさんの現場作業に活用してください。

中空における電線管の支持方法(PSナット使用)

 

前回の解説の中でも紹介した使用材料

 

<使用材料>

  • ハンガーレール
  • 3分寸切りボルト
  • 3分ナット、ワッシャー
  • PSプレート
  • PSナット
  • ハンガーサドル

 

実際の写真が下のものになります。

 

ハンガーレール支持方法

 

写真には、ハンガーレールは、写っていませんが、
もちろん使用材料で紹介しているように、
ハンガーレールが無ければ話になりませんから、
忘れずに用意してください。( ̄ε ̄;)

 

次は、使用材料の組み付けです。

 

ハンガーレール支持方法2

 

ご覧のような順番で組んでいきます。
左から、PSナット、PSプレート、ワッシャー、ナットの順番です。
ハンガーレール一本に対して、二組必要ですから、
電線管支持箇所が10箇所であれば、20組必要となるので
必要な材料は、あらかじめ、図面上などで計算して注文するようにしてください。

 

図面上と実際の現場では、配管ルートが変わる場合もあるので、
少し余裕をもって、余分に注文するほうがいいと思います。

 

完成写真は、こんな感じです。

 

ハンガーレール支持方法

 

支持する電線管の本数に応じて、ハンガーレールの長さを調整すれば
複数の電線管を支持することができます。

 

PSナット無しの支持方法

 

PSナットを用いた支持方法を紹介しましたが、
実際の電気工事の現場では、これから紹介する方法のほうが、一般的でしょう。

 

<使用材料>

  • ハンガーレール
  • 3分寸切りボルト
  • 3分ナット、ワッシャー
  • PSプレート
  • ハンガーサドル

 

使用材料は、PSナットが無くなっただけで、そのほかは、同じです。

 

施工前にハンガーレールを必要寸法に切断し、
ハンガーレールに寸切りボルトを通す12mmの穴を開けておきます。
この際、PSプレートがハンガーレールの端に揃うようにしてください。

 

<施工手順>

  1. 寸切りボルトにナットを一つ掛けておく。
  2. 寸切りボルトをアンカーに取り付ける。
  3. ワッシャー、PSプレート、ハンガーレールの順に寸切りボルトに取り付ける。
  4. ハンガーレール底部の寸切りボルトにワッシャー、ナットで固定する。
  5. 吊りボルトにハンガーレールを取り付ける。

 

こうして、設置したハンガーレールに電線管を支持すれば完成です。

 

ハンガーレール支持方法

 

写真でも解るように、ハンガーレールを貫通して、
挟み込むようにナット、ワッシャーで固定されています。

 

この方法を用いた実際の現場での施工例を掲載しておきますので
参考にしてください。

 

ハンガーレール支持方法
(某公共施設機械室内)

 

この方法は、電線管の支持だけでなく、
ケーブルラックなどの吊り込みにも応用できるので、
多くの電気工事士さんが行っている方法です。

 

この方法を使えば、多くの電線管を同じルートで収めることも可能です。

 

例えば、300mm角のプールボックスに25の電線管を10本接続するとして、
みなさんなら、どのような方法で接続されるでしょうか?

 

横並べで、300mm角のプールボックスに10本の電線管を接続することは
どう考えても無理ですよね…

 

そんなときには、貫通部分の寸切りボルトを長くして、
ハンガーレールを二段にすれば、300mm角のプールボックスに接続することができます。

 

下の図のような感じですね^^

 

ハンガーレール支持方法

 

この方法は、壁での支持にも応用できるので、
機械室などで、配管本数が多い場合などに活用することができますよ^^

 

また、配管スペースが少ない場合などにも、有効な方法だと思いますので
現場の状況に応じて、活用してみてください。

 

このほかにも、配管クリップなどを用いた方法や
単独配管などの場合には、一本吊りとゆう方法などもありますので、
現場の状況に最も適した方法を選択して、
見た目もきれいな配管を行ってください。

 

電線管・配管用吊りバンド 吊りボルト・丸鋼用管支持金具

 

ここまで、ハンガーレールを用いた電線管の支持方法を紹介してきましたが、
この作業を行うにも、さまざまな工具が必要となりますので、
必要な工具などを紹介しておきましょう。

 

金属電線管の支持方法(5)使用工具一覧

 

便利な工具なども紹介していますので、活用できるものは活用して
みなさんの電気工事を効率よく行ってください。

 

 

電気工事に使う工具をお探しなら下記サイトをご覧ください。

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