電気図面(分電盤結線図)

電気図面作成手順(2)

配線系統図を描く

平面図、電気設備配置図と図面作成を進めてきました。

 

平面図、配置図の作成の際に、レイヤを使って作成してきましたが、
Jw_cadのみならず、どのキャドにしても、
このレイヤの使い方が、最も重要だといえます。

 

レイヤを使いこなすことが、電気図面だけでなく、
他の図面を描くときにも、便利であり、
データの受け渡しなどの際も、相手に解りやすい図面構成に出来ます。

 

何より、作図作業の効率化を考えたとき、
レイヤを使うのと、使わないのとでは、
作図時間に大きな違いが生じてきますので、
みなさんも、レイヤをうまく使って、効率的に作図作業を行ってください。

 


分電盤結線図を描く

配線系統図を完成させるには、
まず最初に、電気設備の配置図や使用電気機器の仕様書などを元に
容量計算を行い、それを元に回路分けを考えて、
分電盤結線図を描かなくてはなりません。

 

ご存知でしょうが、分電盤は、受電した電気を建物全体に供給する
言わば、建物の電気の心臓のようなものです。

 

ここが、バランスよく機能しないと、
回路の容量オーバーなどを起こし、停電とゆうことになってしまいます。
ですから、電気の容量計算と分電盤結線図が大切なのです。

 

 

分電盤における電気バランスは、各相に対して50%が基本です。
しかし実際には、完璧に50対50になることはありませんから、
限りなく、この比率に近づくように、各回路を配置しなくてはなりません。

 

このような、基本をふまえたうえで、分電盤結線図を描きます。

 

電気図面(分電盤結線図)
(画像クリックで拡大表示)

 

 

今回の練習用電気図面の分電盤結線図は、ご覧のように、
引込幹線が 「VVR22-3C」 で、分岐回路数が18回路です。
この回路分けを元に、各回路を配置図に描いていきます。

 

さて、その前に、ご覧いただいた分電盤結線図の解説をしましょう。
この分電盤結線図に使用した電気のシンボルは、
ダウンロードにて提供している電気のシンボルに収納されているものです。

 

最上部が、受電点を示しています。
次が、電力計です。
そして電力計から漏電遮断器に至る幹線ケーブル(VVR22-3C)を記入し
漏電遮断器(ELB3P75A)を主幹ブレーカーとし、
各回路(マーク “B”)につながります。
そして、最下部に、分電盤結線図の回路構成を記入して完成です。

 

尚、マーク “B” は、安全ブレーカー(NFB)を示します。

 

この分電盤結線図を描く際にも、平面図作成方法で設定した
目盛グリッド』を利用すれば、簡単に描くことが出来ますので、
最初に設定した目盛グリッドを活用してください。

 

また、ここで完成させた分電盤結線図も、図形登録して、
テンプレートとして活用すれば、作図作業の時間短縮につながりますので
是非、図形登録しておいてください。

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