電気図面(配線系統図)

電気図面の作成手順 4

配線系統図を描く(2)

コンセント回路の配線系統図が出来ましたので、
次は、照明回路の配線系統図を描いてみましょう。

 

コンセント回路では、ジョイントボックスを表示して、
そこから各コンセントに送るように描きましたが、
照明回路では、そのような描き方はしません。

 

照明回路における主たる目的は、
どの回路にどこまでの照明器具が含まれるのかを示すものですから、
基本的には、同一回路の照明を繋ぐ方法で表示します。

 

簡単に言ってしまえば、同一回路の照明を全て繋げば終わりです。

 


照明回路の描き方

冒頭で、あまりにも簡単な説明をしましたので、
内容を見る必要もないと思っている あなた!
それは、間違いですよ!!

 

いくら簡単に説明したからといっても、
それなりの描き方がありますから、しっかり見てください。

 

 

照明回路は、同一回路を示すのが主たる目的だと申しましたが、
やはり、配線作業のことも考えて、描かなくてはなりません。

 

電気工事の基本としては、
スイッチはジョイントボックスを用いて結線して、スイッチボックスにおろすのが基本です。
ですから、本来であれば、全てのスイッチに対して、ジョイントボックスを表示して
そこからスイッチボックスに至るように表示するのが本当でしょうが、
そんなことをしていては、本来図面の持つ「見やすく、解りやすい」ものから
かけ離れたものになってしまいます。
ですから、あえて、そのような表示はせずに、描くのです。

 

どうしても表示したいのであれば、特記事項として、
『全てのスイッチは、結線にて配線する』 とでも書き添えておけばいいだけです。

 

こんなことを一々書かなくても、普通の電気工事士なら当たり前に行いますけどね・・・

 

今回練習用に作成している電気図面では、
1階、2階と照明回路を1回路づつとっていますから、
図面に表示しなくてもいいようなものですが、
それでは、電力会社への引込申請や竣工図提出の際に困りますので、
ここで描いておきます。

 

電気図面(照明配線系統図)
(画像クリックで拡大表示)

 

 

今回は、練習用とゆうことで、回路表示を太く描いていますが、
実際の電気図面では、このような表示はしません。

 

あくまで、解りやすくするためにあえて行った表示ですから、
このまま、マネしないように。

 

出来上がった照明配線系統図を見れば、一目瞭然です。
1階の照明回路は、@の回路で全ての照明へ電源を送っていますし、
2階も同様にAの回路で全て送っています。

 

仮に、建物がもっと大きく、1階、2階にそれぞれ別の回路が混在する場合は、
それぞれの回路を分けて表示してください。

 

間違っても、別の回路がつながらないように気をつけてくださいよ。

 

さあこれで、一般回路の配線系統図が出来ましたので、
次は、幹線系統図を描きましょう。

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