複式簿記の買掛帳のつけかた

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複式簿記の買掛帳のつけかた

複式帳簿の買掛帳の記帳方法

 

買掛(かいかけ)とは、商品や原材料を仕入れてその支払いを行っていないものを言います。
事業を行ううえで必要な原材料や商品の仕入れなどを仕入れ先との取り決めで、決済日を設定してその期日に支払うことが多いと思います。
普通、永続的に事業を行うときには、仕入れ先と契約して、このような方法をとるのが一般的でしょう。
みなさんも仕事での仕入れに関してこのような取引を行ったている方が多いと思います。
と言うか、ほとんど方がそうなんじゃないでしょうか。
このような買掛による取引が発生したときにも、その都度帳簿に記載する必要があり、そのときに使うのが買掛帳です。
前置きが長くなると読むのが嫌になりますから、早速買掛帳の記帳のしかたをお話していきましょう。

 

買掛帳の記帳方法

仕事を続けるには販売する商品を仕入れたり、原材料を仕入れる必要がありますが、仕入れを行うたびに現金で支払うのは大変ですし、そんなことをしてると時には現金不足となってしまって、仕事が出来なくなってしまいかねません。
まあ、腐るほど現金を持っている大富豪なら話しは別ですが、そんな方でも支払日を設定して必要な商品や原材料を仕入れるのが一般的でしょう。
買掛帳』はこのような取引の内容を記帳する補助簿の一つです。

 

それでは『買掛帳』の記入例をご覧ください。

 

複式帳簿の買掛帳の記帳方法(1)

 

ご覧いただいている『買掛帳』は、サイトへの記載用として書いたものですが、実際の取引を記す時と同じように記載したものですから、記帳の状態は理解いただけると思いますので、この中から仕入た時の記帳についてお話いたしましょう。

 

『買掛帳』に仕入た物を記帳するときは、仕入れたものが納入された日を記帳し、勘定科目、摘要、単価、数量、仕入金額、残高と記帳していきます。
勘定科目は「仕入」として記帳して、摘要欄の商品名は具体的に記帳しておくようにします。
これは、仕入先から送られてくる請求書に書かれているものと一致するように記帳するのが望ましいです。
また、商品購入時にメーカーから直送された場合などには、直送に掛かる運賃や輸送中の商品破損などのための保険料、そのほかに発送手数料など他の項目がある場合もそれらを含めた金額を記帳しておいてください。
ここまでが、『買掛帳』での仕入の記帳方法でした。

 

次は、掛買いした商品代金の支払の記帳方法についてみていきましょう。
こちらは、ピンクの部分が支払に関する記帳部分ですから、ご覧いただければご理解いただけていると思います。
支払の場合には、会社に集金に来られたりして、現金で支払うこともあるでしょうし、振込で支払うこともあると思いますので、その支払状況をしっかり記帳しておきましょう。
とまあ簡単な説明ですが、他のものと違って記帳も簡単ですし、家計簿感覚でも記帳できるものでしょうから、すぐに慣れると思いますので、ここは日々の記帳作業を続けていれば、簡単に記帳できるようになると思います。
でも、『買掛帳』を記帳するにも「仕分帳」「総勘定元帳」「現金出納帳」「預金出納帳」などなど、他の帳簿への記載も付いて周りますからやはりかなりの時間が必要となることは否めません。
この買掛帳に関しては、日々の仕入量が増えるとかなり記帳するのに時間がかかると思いますが、後は根気よく続けていくだけですので、がんばってください。

 

ここまでが、複式簿記で必要な主要帳簿になりますが、このほかに経費帳なども必要になりますので、必ず用意するようにしてください。

 

このようなことも、私はクラウド会計を導入したおかげで、今ではほとんど記帳することもなくなりました。
というのも、クラウド会計なら、仕分さえキッチリ記入すれば、後は全ての項目に関して自動で入力されて、計算まで終わってしまうので、ほとんど目にすることもありませんから、記帳時間も大幅に短縮されて、夜もゆっくり過ごせるようになり、以前のようにイライラすることもなくなりました。
みなさんも私のように、クラウド会計を導入して、ゆっくりと夜を過ごして身体を休めてください。

 


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