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電気図面のための平面図作成方法
平面図作成の手順
電気図面のみならず建築工事に平面図は、必ず必要な図面です。
基本的な建物寸法は、建築会社などからいただく図面で確認できますが、いざ電気図面を描こうと思うと縮尺が小さすぎたりして、うまく描けないこともよくある話です。
参考までに、実際に建築会社からいただいた1/100の図面をご覧ください。
そこで、縮尺変更して、平面図を描く場合もありますので、ここでは、その平面図の描き方を練習しましょう。
私が普段行っている作図作業を元に、お話を進めさせていただきますので、ここで行ってる方法が全てでは、ありませんので、まずは私の紹介する方法で平面図の描き方を練習して、その後みなさんの描きやすい方法で描いていただければと思いますので、順序に従って作図作業を進めてください。
ただ、平面図といっても木造、鉄骨、RCなど建物構造によって、その記述方法も違いますので、まずは木造住宅の平面図から練習を始めます。
木造住宅の平面図を描けるようになれば、自ずと鉄骨やRCの建物の平面図も描けるようになりますし、平面図を読み解くことも出来るようになりますので、まずは図面作成や図面を読み解く力の基本だと思って練習してください。
今回行うキャドの練習には、Jw_cadが必要ですから、まだJw_cadがインストールされていないのであれば、下記のリンクからダウンロードしてインストールしてください。
ダウンロードが済んだら次は、インストールの方法ですが、図解で詳しく説明されているので、こちらのサイトが解りやすいでしょう。
Jw_cadのインストールが完了した方から、次に進んでください。
平面図作成記事一覧
Jw_cadの設定と準備木造住宅の平面図を描く前に、簡単な設定を行います。一般的に、木造住宅の柱間隔の基本は、910mmですから、その間隔の目盛グリッドを設定しましょう。このポイントを設定しておくと、木造住宅の平面図を描くのにとても便利ですから、みなさんも設定するようにしてください。尚、今後マウスのクリック操作は、『左クリック』を ⇒ L 『右クリック』を ⇒ R で表記します。縮尺設定下の画像...
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