Jw_cadで描く電気図面

間仕切壁と建具入力

建物の基準となる壁中心線と通し柱が描けたところで、次は建物の内部を描きます。

 

玄関、窓、階段、間仕切壁などを描いて、室内の平面図を完成させます。

 

間仕切壁の描き方

最初に、レイヤを[0-2]に変更します。
この変更を忘れると先に描いた「基準線」レイヤ[0-1]に描き込んでしまい、後々面倒なことになるので忘れないように!!

 

変更が終わったところで私は、最初に基準となる中心線を描きます。

 

次に柱を入力します。
柱を描き込むときには、『矩形』で寸法「100 . 100」として実線で描きます。

 

最後に壁を描いて、間仕切壁の完成となります。
壁を描く際は、『2線』で、寸法「50 , 50」で描くと簡単です。

 

(画像クリックで原寸大で表示します。)

壁中心線

壁中心線

壁中心線

間仕切中心線 柱入力 壁入力

 

『2線』 の操作方法は、
こちら Jw_cad 便利な機能2線の使い方 その1 で確認してください。

 

室内設備を描く

間仕切壁が完成したら次は、階段、ドア、窓、トイレ、キッチン、UBなどを描きます。

 

これらの図形は、予め用意しておけば図形呼び出しで簡単に描くことができます。

 

自分で、作るのもいいですが、
「そんな時間はない!」という方は、Jw_cadのデータの中にいくつかあるのでそれを利用してください。

 

利用方法は、上部コントロールバーの『作図(D)』⇒『建具平面(G)』 で登録されている図形データを参照できます。
必要なデータを選択して、貼り付ける位置に移動すればOKです。

 

このようにJw_cadには、いくつかのデータがあるので、それを活用してください。

 

また、そのほかのデータはネットで検索すれば、無料でダウンロードできるものや、データとして貸し出してくれるところもあるので足りないデータは、それらを利用してください。

 

これで、簡単な平面図は完成です。
ちなみに、完成した平面図は、1階、2階両方を描きました。

 

壁中心線

 

完成した平面図には、ほとんど余分なものが無いので、今後、電気図面を作成しても見やすくなります。