Jwキャドを使って、電気図面を作成する時によく使う操作方法を画像を交えて紹介しています。
電気図面や平面図を描くとき、直線のコーナー部分の処理を多く行います。
そんなコーナー部分の処理に欠かせないのが、この『コーナー』 の処理方法です。
簡単な操作ですが知っているのと知らないのとでは、図面の作成時間や仕上がりに大きな違いがでるので是非覚えていただきたい操作です。
画像のような直線を描いて、縦横の直線が重なった部分を直角にするとき、不要な部分を消す作業が必要になりますが、1本ずつ消す作業を行うのは時間の無駄です。
『2線』 を引くのであれば何の問題も無く、コーナーの処理を同時に行って直角の直線を描くことが出来ますが、
画像のような直線では、そんなことは出来ません。
そこで、『コーナー』 処理の操作が必要になります。
ツールバーの 『コーナー』 を『Lクリック』して画像の手順でコーナー処理を行います。
②の手順で上方向を選択すると逆のコーナー処理になります。
また、左右を逆にする場合は、手順①で左方向を選択してください。
次は、下の画像をT字型に残す操作方法です。
この場合、先の手順の前に『消去』 を使って直線を切断しておきます。
その後、先の手順を上下で行ってください。
◆◇◆補足
斜めに重なった線でもコーナー処理はできます。