経費勘定科目(利子割引料)

 

経費勘定科目(利子割引料)

 

経費の勘定科目の『利子割引料』の記載内容を確認しておいてください。
『利子割引料』は、事業用資金の支払利息や手形割引などの手数料として使う勘定科目です。
事業を継続したり、拡大するために銀行などから事業資金の借入れを行うことは、よくあることだと思いますし、仕事の対価として受け取った手形を割り引いて事業資金に充当することもあるでしょう。
このような時の利息や手数料を記帳するのが「利子割引料」という勘定科目になるので、何かと使うことの多い勘定科目だと思います。

 

利子割引料とは

利子割引料』とは、銀行からの借入金の支払利息や手形割引の際の手数料、割引料などのことです。
個人事業主でも、事業用資金として銀行や公的金融機関(国民金融公庫)などで借入れを行うことも多いでしょう。
また、仕事に対する対価や納入した商品代金を手形で受け取ることも多いと思いますが、事業資金が少なくなり手形割引を行うこともあると思います。
このようなときに発生する「支払利息」や「手形割引料」などはこの勘定科目で仕分して記帳しておきます。

 

利子割引料として記帳する主なもの

  • 自動車ローン金利
  • 事業用不動産ローン金利
  • 事業用資金借り入金利
  • 手形割引手数料

これらが主だったものになると思われます。

 

この勘定科目に記帳されるのはこれだけでなく、個人からの借入れや消費者金融などからの借入れ、取引会社からの借入金なども対象となりますので、このような借入金に対する利息などもこちらに記帳しておいてください。

 

また、個人事業主が自宅を購入して一部を事業用として利用する場合は、住宅ローン金利も使用率を割り出して「按分」し、事業用として使用している分については「利子割引料」として経費計上し、個人用のものについては「事業主貸」として処理しておかなくてはなりません。

 

利子割引料の仕訳例

事業用自動車を購入してローンの支払を行っている場合の仕分例を掲載しておきますのでご覧ください。

 

経費勘定科目(利子割引料)1

 

この仕分の場合、事業用として購入した自動車を100%事業用として使用している場合のものになります。
また、ローン契約したのが、銀行などの金融機関系のものなら「借入金」とし、自動車ディーラー系のものなら「未払金」として処理してください。

 

次に、購入した自動車を個人用と事業用双方で使う場合は、「按分」して経費計上しなくてはなりませんので、「家事按分」を行ったときの仕分例をご覧ください。

 

経費勘定科目(利子割引料)2

 

この場合の「家事按分」の割合は、事業用60%、個人利用分40%で計算したものですので、1.740円を「利子割引料」として経費計上して、1.160円を「事業主貸」として仕分したものです。

 


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