経費勘定科目(接待交際費)

 

経費勘定科目(接待交際費)

 

経費の勘定科目の中で、一番興味のあるのが『接待交際費』ではないでしょうか。
『接待交際費』は事業を円滑にするために取引先や仕入先の方との交際に支払ったものを計上する勘定科目ですから、中には何でも接待交際費で計上しておけばいいと勘違いしている方がいらっしゃるようですが、あくまで事業に関係する交際に使ったものだけです。

 

それでは具体的にその内容を見ていきましょう。

 

接待交際費はいくらまで認められるのか

接待費はいったいいくらまで認められるのか、気になるところだと思いますので、まずはこの点から見ていきましょう。

 

個人事業主の場合原則的には『接待交際費』に上限はありません。
しかし、用途が不明瞭な交際費や売上と照らし合わせて、明らかに過度な交際費は認められません。
ただ、交際費の割合は、業種ごとに違いますから、どれくらいの割合が妥当な金額なのかは一概に言えるものではありませんが、国税庁から発表されている「会社標本調査」の指標が一つの目安として考えられますので、税務署はこの指標に基づいて、業種別の割合は統計として持っていると考えておくべきですから、売上に見合わない過度な『接待交際費』を計上していると、税務調査の対象として目を付けられる可能性が高くなると考えてください。

 

但し、接待交際費として取引先や仕入先との接待で多く経費を支出した場合には、接待交際費の割合が高くなりますが、その支出が正当なものであれば接待交際費として経費計上しても問題ありません。

 

法人の場合、資本金1億円以下の企業は年間の接待交際費の上限が800万円以下になります。

 

領収書の無いものも接待交際費に出来るのか?

次に気になるのが、領収書やレシートなどの支出を証明するものが無い支出を経費として計上できるのかという点ですが、結論から言うと認められます。
例えば、協力会社などの方と一緒に仕事をしている途中で休憩のための缶コーヒーを自動販売機で購入したとします。
このような場合でも経費として計上することが出来るんです。
このときには「出金伝票」に

  • 購入日
  • 購入方法(自販機)
  • 何人分(名前も書いておく)
  • 購入金額
  • 本数

などを具体的に書いておきます。
しかし、実際の出金伝票の摘要欄はとても小さいものですから、出金伝票には必要事項を書込んで、そのほかはメモ書きで資料として一緒に保管しておくといいでしょう。
この出金伝票は、冠婚葬祭などで領収書などを受け取れない支出のときにも使えますから、日頃から出金伝票を付ける癖をつけておきましょう。

出金伝票

コクヨ 出金伝票 B7ヨコ型 白上質紙 100枚入り テ-2N
コクヨ 出金伝票 B7ヨコ型 白上質紙 100枚入り テ-2N

 

接待交際費の仕分例

接待交際費の仕分の書き方は下のようになります。

 

経費勘定科目(接待交際費)1

 

どんな取引であっても、最初に行うのが仕分作業ですので、この作業が終わった時点で後は各勘定科目へ転記するだけですからこの記帳が最も大切です。
これも、クラウド会計なら、『仕分帳』への記帳だけすれば『総勘定元帳』やそのほかの関連する帳簿にも自動転記してくれますから、それこそ「あっ!」と言う間に終わってしまいますから楽ですよ。^^

 


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