電線管サイズの選定に(電線管サイズ教えて君)
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使用できる電線管のサイズも一発解答!
電気工事では、金属電線管やCD、PF、FEPなど
さまざまな電線管を使用して、
それぞれの建物に最も適した工事方法で、電気工事の施工を行います。
これらの電線管の使用に対しても、内線規定などに記されてるように、
さまざまな制約があるため、安易な電線管の選定は出来ません。
電気工事を行う現場によっても、それぞれの規定を設けてる場合もあり
それらの制約の縛りもありますから、電線管の選定も大変ですよね。
ほとんどの場合、設計段階でこの電線管の選定を行いますから
電線管に対してケーブルの占める占有率などを計算して
最適な電線管サイズを求めるのも大変な作業になってしまいます。
そんな電線管サイズの選定に便利なものを紹介しておきますので
みなさんも活用してみてください。
電線管サイズを算出するアプリ
さてみなさんは、どのようにして電線管サイズを算出してますか?
多くの電気工事士さんは、永年の経験から、
使用材料や電線管のサイズなどを簡単に選定してると思いますが
その選定方法で、規定されている条件をクリアしてるでしょうか?
民間のゆる〜い建築会社なら、
中間検査や竣工検査でも指摘されないでしょうが
公共事業などの現場では、規定範囲内に収まってないと、
必ずと言っていいほど、指摘され、最悪の場合には、
手直し作業を求められることも考えられます。
下請けとして、電気工事を行ってるのであれば、
元請けから電気工事の施工図面が渡されますから、
図面に指示されてるとおりに施工すれば、問題ないのですが
その施工図面で指示されてる電線管のサイズが、
明らかに間違ってる場合には、そのまま施工することは出来ません。
仮にそのまま施工すると、
建築会社から指摘され、元請け会社からも、
「どう考えてもおかしいだろ」と詰問されることも考えられます。
この場合は、元請け会社の確認不足ということもあり、
施工者に対して、手直し費用を求めてくることは無いでしょうが
手直しに掛かる手間賃は、支払われないことが多く、
結局、損をしてしまうことになってしまいます(´;ω;`)
下請け作業の場合は、これで済みますが、
自らの会社が、電気工事の設計から施工までを請け負ってる場合は、
その責任は、すべて自社で被らなくてはならず、
損害も上記の場合とは、比べ物になりません(>_<;)
ですから、設計段階での電線管のサイズ選定にも
細心の注意が必要なのです。
でも…
電気容量の計算やその他の計算などをしてると、
電線管のサイズ選定も、結構面倒に思えるものですよね…
そんな時、私は、このアプリを利用させていただいています。
『電線管サイズ教えて君』
これを使えば、電線管のサイズ選定も、一発ですから、
悩む必要もなくなります(*^-^)
使い方も簡単ですから、すぐに役にたつと思いますよ^^
『電線管サイズ教えて君』を起動すると、下のような感じです。
右側が、設定画面で、左側に電線管に納めるケーブルが表示されます。
それでは、設定画面の説明をしておきましょうかね^^
まずは、追加する電線を入力します。
『登録一覧から選択する』には、数種類のケーブルが登録されているので
プルダウンメニューから選べます。
もし、登録一覧にない場合は、その下の『上記に無い場合』で
使用する電線の種類やサイズ、芯線数を入力して、
その下の断面積もしくは外径を入力します。
次に、『算出条件』を設定します。
内断面の容量ということで、何%使用するのか設定します。
ちなみに、32%というのは、公共事業での規定です。
次は、電線管の種類を選びます。
これも、プルダウンメニューに登録されているので、
どの電線管を使用するのか選ぶだけです。
すべての設定が終わったら、『この条件で算出する』をクリックすれば、
このように、電線管サイズが表示され、
その占有率などが算出されます。
実に簡単で、素早く電線管のサイズ選定が出来るので、
図面の作成なども、ドンドン出来ますよね^^
内断面の容量を任意にチェックして、100%にすると、
最小電線管サイズが表示されます。
まあ、こんな使い方をする人は、いないでしょうが参考までに^^
ここまで読んで、使ってみようと思った方は、
下のリンクからダウンロードして使ってください。
こんな便利なものを提供してくれている作者さんに感謝、感謝ですね^^
電気工事の基礎
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