【サーマル付】電磁開閉器とタイムスイッチの結線徹底解説!

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サーマルリレー付電磁開閉器タイムスイッチを合わせて使うことで、大容量の負荷機器をより安全に「ON/OFF」することができます。
サーマルリレー付電磁開閉器は、電動機の始動・停止を電磁接触器で行い、過負荷や拘束による過電流をサーマルリレーで検出して電源を自動遮断する保護機器です。
モーターの焼損防止や設備保護に優れ、操作性信頼性が高く、幅広い産業機械や制御盤で使用されています。

サーマルリレー付電磁開閉器の役割と特徴

モーターなど電流値の変動の大きな機器の保護として有用なのがサーマルリレーですので、
多くの産業機械の制御に用いられているのが、サーマルリレー付電磁開閉器です。
サーマルリレーの特徴は次のようなものです。

  • モーターの「過負荷」を検出し、停止させる。
  • 長時間の過電流による焼損を防止する。
  • 主にマグネットコンタクタと組み合わせて使用する。
    (電磁開閉器がこれにあたります。)

モーター保護の原理は、内部のバイメタルが電流で加熱され、温度上昇で変形して一定以上の変形で回路を遮断してモーターを停止させます。
過電流によるジュール熱を利用してこのような動作を可能にしています。
主な保護対象は次の通りです。

  • 三相誘導電動機
  • 小型・中型モーター

モーター使用の対象物としては、
ポンプ、ファン、コンプレッサー等々、モーターが関連するもの全般が対象と言えます。


【図解で見る】電磁開閉器とタイムスイッチの結線 2パターン

サーマルリレー付電磁開閉器とタイムスイッチの結線図
メーカーサイトで紹介されているシーケンス図とほぼ同じものです。


【イラスト解説】基本的な同一電源使用の接続図

シーケンス図を基に、操作電源と運転電源を同一とした実際の接続状態をイラストにしておきました。
同一電源使用 電磁開閉器とタイムスイッチの接続図
実際の電磁開閉器とタイムスイッチを同じ電源で接続するときの接続ですので、現場でも簡単に確認しながら作業していただけると思います。


【イラスト解説】操作電源を別にする接続図

電磁接触器(MC)の操作電源を100V供給する結線をイラスト解説しておきます。
操作電源別 電磁開閉器とタイムスイッチの接続図
盤の中にタイムスイッチを取付ける場合によく使われる結線です。
運転電源と電磁接触器の作動電源が別なので、分かりやすいとも言えます。
どちらの結線を使うかは、現場の状況によるので、使用状況でご判断ください。


現場での施工性に優れたお薦めのタイムスイッチ

制御盤にスッキリと組み込むことができるので、現場での施工性もよく、クオーツ時計内蔵で、時刻の狂いが少ないので調整もさほど必要ありません。
「ON/OFF」設定も時刻設定用の爪を操作するだけなので簡単です。
パナソニック(Panasonic) TB15Kシリーズ TB15601K タイムスイッチ
パナソニック(Panasonic) TB15Kシリーズ タイムスイッチは、現在TB15601K一択です。
他にも安価なタイムスイッチもございますので、状況に応じてご選択ください。


因みに、タイムスイッチの接続端子の配置は画像のようになっています。
タイムスイッチの接続端子画像
左二つが電源で、右側が負荷側で、
タイムスイッチの多くで同じ配置になっています。


現場での注意点とまとめ:過負荷保護とブレーカーの関係

サーマルリレーは、構造がシンプルで、信頼性が高く、コスト面でも優れているので、多くの産業機械等々で利用されています。
但し、あくまで過負荷保護目的なので、
許容電流の検知や漏電等の保護のために、MCBやELB等のブレーカーが別途必要です。
通常は、主開閉器もしくは、分岐回路開閉器を取付けるので、これらの開閉器を適切なものにすることで対応しています。


電磁開閉器の参考資料として三菱電機の電磁開閉器技術資料をご紹介しておきますので、ご覧ください。
こちら⇒⇒⇒三菱電機 電磁開閉器技術資料


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