電気工事の基礎を知る

即戦力電気工事士として活躍するための本
電気工事の中には、さまざまな工事方法があります。

 

一般住宅で行う屋内配線工事や工場などで行う、金属管工事、ケーブルラック工事、ライティングダクト工事このほかにも鉄筋コンクリートの建物に行う埋設管工事、
地面を掘っての地中埋設管工事など、その現場状況に応じた工事方法を選択し、確実に行わなくてはなりません。

 

しかし、それらの工事すべてを覚えるのは容易なことではありません。

 

使用材料や工具だけでも膨大な数になるし、施工方法も多様なので、独立開業して
「今日から電気工事業者となりました」
と言っても全てできる職人にはなれません。

 

でも、日々の現場は待ってはくれないので、何らかの方法で電気工事の知識を得なくてはなりません。
そんな時、このページで紹介する本が役に立つと思います。

電気工事士の必須アイテム


百万人の電気工事

 

この本は、関電工が監修している本で、各種電気工事の基本的な方法をわかりやすく解説してくれています。

 

電工ナイフを使った電線被覆の剥き方から、
金属管工事でのハイヒッキーロールベンダーの使い方等々、全て図解と解説で丁寧に記されてあるので、その手順などもすぐに理解できます。

 

この『百万人の電気工事』 は、電気工事を行おうとする方の必須アイテムだと思うし、電気工事会社では、新人教育の教材としても最適な一冊だと思います。

 

この本の内容をそのまま新人さんに教えれば間違いないと私は内容を確認して確信しました。
電気工事を行う上で必要な技術の習得には、うってつけの一冊だと思います。

 

実際、私のところでも新人教育にこの『百万人の電気工事』 を利用していますが、この本で勉強してもらった新人さんは、基本がしっかりしてるので現場作業もスムーズにいき、他の会社との共同作業でも他の職人さんにひけをとらずに現場作業をこなしています。

 

このことを考えても、この本が本当に役に立つものであることは、解ってもらえることでしょう。

 

電気工事会社の新人教育の教材として、また電気工事士試験に合格し、これから電気工事会社に就職しようと考えている方にも
この『百万人の電気工事』 で是非勉強していただきたいものです。

 

この本の内容を理解し現場で実践すれば、即戦力として電気工事を行うことができるでしょう。
百万人の電気工事
これは、改訂版で最新のものになります。
電気工事に必要な基本的な工事方法を勉強することができます。
また熟練者でもド忘れした時に、ちょっと確認するのにも最適な1冊だと思うので、事業所に1冊あってもいいんじゃないかと思います。

 

電気工事に使う工具