リングスリーブ用ハンドプレス

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リングスリーブ用ハンドプレス

リングスリーブ用ハンドプレス
電気工事において、最も重要なケーブルの接続ですが、前の記事でご紹介したように差し込むだけで結線が出来る便利な材料もありますが、やはり圧着工具などを用いて行う接続方法を覚えなくては、実際の電気工事現場では、話になりません。

 

いかに便利な材料が出てきたとしても、ケーブル相互を確実に接続する方法の中で、圧着工具を用いての接続方法は、今後もなくなることはないでしょう。

 

さらに言えば、電気工事を行っている現場の中には、
ケーブル接続方法を圧着工具使用と指定している場合もあるので、圧着工具の使用方法や使用材料、絶縁処理の仕方を覚えておかなくては、現場作業に従事することすら出来なくなってしまいます。

 

そうなってしまっては、折角の仕事も受注することが出来なくなってしまうので、しっかり覚えていただきたいと思います。

圧着工具の種類

圧着工具と一言で言ってもさまざまな種類のものがあるので、こちらでは、主にハンドプレスを紹介したいと思います。

 

一般的な電気工事でよく用いられるのが、ハンドプレスと呼ばれる手動の圧着工具です。
さらにハンドプレスの中にも、

  • リングスリーブ用
  • 裸端子用
  • 閉端子用

など使用材料や目的に応じて用いるものが違います。

 

リングスリーブ用ハンドプレス

リングスリーブ用ハンドプレスは、
みなさん電気工事士試験などですでに使ってると思います。

 

下の画像で紹介してるものは、実用的な2種類です。

 

マーベル ハンドプレス(リングスリーブ用)MH-17S 
マーベル ハンドプレスMH-17Sです。
このタイプは、特小(○)から大スリーブまで対応できる多くの電気工事士が使用しているものになります。
マーベル ハンドプレス(リングスリーブ中・小専用)MH-7S
マーベル ハンドプレスMH-7Sです。

これは、前の物よりサイズが小さく、特小(○)から中スリーブまでの対応となります。
第二種電気工事士実技試験には、こちらのほうが使いやすいと思います。

 

ちなみに、各リングスリーブの適用電線については、
1.6mmを2sq、2.0mmを3.5sq、2.6mmを5.5sqとして足算して選びます。
(Sq=スクウェア)

 

電線断面積合計により使用するリングスリーブが異なる。

電線断面積合計 スリーブサイズ 最大使用電流
8sq以下 E小スリーブ 20A以下
8sq~14sq E中スリーブ 30A以下
14sq以上 E大スリーブ

 

具体的な適用電線数に関しては下の表をご覧ください。

 

◆リングスリーブ適用表
◆リングスリーブ適用表

同一太さの電線使用時
1,6mm 2,0mm 2,6mm
E小スリーブ 2(特小)
3~4 2
E中スリーブ 5~6 3~4 2
E大スリーブ 7 5 3
異なる太さの電線使用時
E小スリーブ

1.6mm 1本 + 0.75mm 1本1.6mm 2本 + 0.75mm 1本
2,0mm 1本 + 1,6mm 1~2本

E中スリーブ

2,0mm 1本 + 1,6mm 3~5本
2,0mm 2本 + 1,6mm 1~3本
2,0mm 3本 + 1,6mm 1本
2,6mm 1本 + 1,6mm 1~3本
2,6mm 1本 + 2,0mm 1~2本
2,6mm 2本 + 1,6mm 1本
2,6mm 1本 + 2,0mm 1本 + 1,6mm 1~2本

E大スリーブ

2,0mm 1本 + 1,6mm 6本
2,0mm 2本 + 1,6mm 4本

 (株式会社ニチフ端子工業参考資料より)

 

上の表のように各リングスリーブで使用できる電線数は決まっています。

 

なんとなく小難しく書きましたが、早い話、各リングスリーブに収まる電線数で圧着すれば、ほぼ問題ないということです。

 

しかし、リングスリーブやハンドプレスは、規格に適合したものを使用しないと、思わぬ電気事故を招く危険があるので、しっかりと規格適合したものを使用してください。