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アンカー打込み作業
電気工事だけでなく、他の業種でも建築現場でよく行うのが、アンカーの打込み作業です。
特にRCの建物では、数多くアンカー打込み作業を行うと思いますが、新築時ならスラブ配管時にアンカーを打込んでおくこともできますが、既存の建物などで後から機器を取り付けるときは、仕上がった壁やスラブにコンクリートドリルを使って下孔を空け、アンカーを打込まなくてはなりません。
しかし、下孔を空ける作業中に、ドリルを深く入れすぎて、電気や水道、ガスといった埋設配管を傷つけることも無いとは言えません。
通常のコンクリートビットでしたら、ハンマードリルのガイドをアンカーの長さに合わせて下孔の深さを調整したりしなくてはなりません。
もし、何もせず下孔空け作業を行ったら、先に書いたように埋設管を傷つけたりする危険もありますし、空けた下孔の深さもバラバラになりますので後の作業が大変です。
そんなアンカー打込み作業にこの先端工具をお使いください。
電気設備材料や工具の専門メーカー『デンサン』 から販売されているアンカー打込みに特化したドリルビットですから、ともかくアンカー打込み作業を考え抜いた先端工具になっています。
通常、電気設備工事で使用するアンカーは、30㎜のショートアンカーと40㎜のアンカーの2種類です。
多くの電気工事店では、30㎜のショートアンカーを使用しているようで、私のところでも30㎜のショートアンカーを使っています。
電気工事の場合、床面にアンカーを打つより天井面(スラブ)に打込む場合が多く、その際深く打込めば埋設配管を傷つけたり、ひどい時には貫通してしまう危険がありますが、30㎜のショートアンカーだと鉄筋スペーサーで確保された範囲に収まりますので、その中の埋設配管を傷つける心配がありません。
それでも、ハンマードリルを使った下孔空け作業時に深く先端ビットを入れてしまうと埋設配管を傷つけてしまう可能性は排除できませんよね。
アンカー打込みの下孔空け作業のバラつきをなくしてくれるのが、この 『デンサン 打ち込み棒付ドリル』 です。
この 『デンサン 打ち込み棒付ドリル』 は、ご覧のように、ドリルビットにガイドがあるので、それ以上入ることがありませんから、コンクリート内の埋設配管を傷つけることなく、一定の深さでアンカー用の下孔が空けられますから、作業のバラつきが無くその後の作業もスムーズに行いえます。
さらに、付属の打込み棒を先端ビットに装着するだけで、ビット交換無しでセンターピンの打込み作業ができますので、作業効率も上がり、尚且つ品質の良い仕上がりとなります。
アンカー打込み作業も墨だし作業など、結構手間のかかる仕事ですが、この 『デンサン 打ち込み棒付ドリル』 で少しでも作業効率を上げて、スムーズにその後の作業に取り掛かるようにしたいものです。
30㎜のショートアンカー用のほかに40㎜アンカー用もあるので、使用するアンカーの長さに合わせて使ってください。
今や人が仕事をするのではなく、機械が仕事をする時代ですから便利なものはドンドン使って、少しでも電気工事を楽にしてください。
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