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屋内配線の方法とRC造における、埋設配管についてお話してきましたが
いかがだったでしょうか?
屋内配線では、基本的に構造材に直接ケーブルを支持して行い
RC造における埋設配管では、
さまざまな関連部材を使用して、埋設配管を敷設することは
ご理解いただけたと思います。
しかし、各機器の取り付け高さなどを一つ一つ測るのも
結構手間のかかるものですから、
ここでは、レーザー墨だし器を使う方法を紹介したいと思います。
電気工事では、直線上に照明器具を取付けたり、
コンセントやスイッチなどの高さを揃えたりと、
さまざまな場面で、墨だし作業が必要になってきます。
みなさんも日々の電気工事の中で、
これらの墨だし作業を行っておられると思います。
また、照明器具やコンセント、スイッチなどのほかにも
ケーブルラックのライン決めや、エアコンなどの吊り込み位置など、
さまざまな墨だし作業を行っていると思いますが、
みなさんは、すでにレーザー墨だし器を使っているでしょう。
実際に使ってみると本当に便利なものですよね^^
パルスレーザーが発売されてからは、
建込み配管などの屋外の明るいところでも、
簡単に墨だし作業ができるようになって、
現場での作業効率も格段によくなりました。
しかし、このパルスレーザーも使いこなさなくては、
“宝の持ち腐れ” になってしまいます(>_<;)
さて、みなさんは、パルスレーザーを使いこなしていますか?
私は、パルスレーザー発売当初から使用していますので、
もう慣れていますので、代表的な使い方を紹介したいと思います。
私の使っているものは、かなりの年代物ですから、
現在では、販売されていませんが、
基本的な使い方は、同じですから、私のもので使用方法を説明します。
まずは、下の写真をご覧ください。
私が使っているレーザー墨だし器の内容です。
レーザー墨だし器本体、レーザー受光器、レーザー用眼鏡になります。
これに、専用三脚がセットになります。
レーザー墨だし器のセット内容を確認したところで、
早速、レーザー墨だし器の使い方を紹介いたしましょう。
通常、照明器具やコンセント、スイッチなどの取り付けの際には、
実際に取付位置に印しをつけますが、
レーザー墨だし器を使う際は、床に印しを付けます。
まずは、下の図をご覧ください。
仮にこの図のようにダウンライトを設置する場合、
地墨ポイントを床に罫書き、そのポイントにレーザー墨だし器を設置します。
この際、レーザー下部より、地墨ポイントが照射されているので、
そのポイントを合わせます。
これで、天井面に十字のクロスポイントが照射されるので、
そこを中心にダウンライトの開口を行えば、
全てのダウンライトの通りが揃います。
こうすれば、脚立や立馬などの上で墨だしをしなくても済みますから、
体力的にも楽になりますし、作業時間も短縮できるでしょう。
紹介した方法は、ごく一般的なレーザー墨だし器の使い方でしたが
次は、パルスレーザーを活用した方法を紹介したいと思いますので、
次もご覧くださいね(^_-)-☆
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