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金属電線管の支持方法についてお話していますが、
最初に紹介した両サドル(Ω)を用いた支持方法や
ハンガーレールを利用した、壁面への支持方法はご理解いただけましたか?
出来る限り、解説図や写真などを交えて、
解りやすく解説したつもりですので、
日々電気工事をなさっておられるみなさんなら、
きっと、ご理解いただけているものと思います。
さて、今回は、ハンガーレールを使った、
中空での電線管の支持方法の紹介です。
こちらの方法も、実際の電気工事の現場では、
一般的な方法ですから、しっかりご覧いただき、
明日からのみなさんの電気工事に活用してくださいね(^_-)-☆
電気工事のみならず、空調工事などでも用いられるハンガーレールですから
電気工事士のみなさんなら、すでにご存知のものだと思いますが、
もし、ご存知ない方がいらっしゃいましたら、
前回の『金属電線管の支持方法(2)壁面編』でご確認ください。
前回は、ハンガーレールを用いた壁面への支持方法をご紹介しましたが、
今回は、その応用編ともいえる、中空での電線管の支持方法です。
基本的に使用する材料は、前回の壁面支持のときとほぼ同じですから、
新たに、用意するものはさほどありません。
ただ、それぞれの材料の使用方法が違いますので、
ここで、ご紹介いたします。
<使用材料>
<施行手順>
ハンガーレール取付のイメージとしては、こんな感じです。
ハンガーレールのセットが終わったら、
ハンガーレール上に電線管を置き、ハンガーサドルで固定します。
ハンガーサドルを用いてハンガーレールに電線管を固定する方法は、
前回の『金属電線管の支持方法(2)壁面編』を参照してください。
今回の中空での電線管支持方法で用いたPSナットは
照明器具の固定や、埋込みや天井吊りエアコンなどの取付時にも活用できるので
是非、覚えておいてください。
このPSナットは、電気工事士の間では、菱ナットと呼ばれることが多く
PSナットと呼ぶ人は少ないようですので、
電材店などで注文する際も、菱ナットで大丈夫だと思います。
実際、私も注文する際は、菱ナットと注文し、
間違いなく届きますので、問題ありませんよ^^
ハンガーレールを用いた電線管支持方法は、
CVケーブルやSVケーブルなどの支持にも応用できますので
パイプシャフトなどの立上げ、引下げなどの際にも活用してください。
それには、専用の支持金具が必要ですから、
それらの部材は、メーカーサイトなどで確認して、
適切なものを使用するようにしてください。
これらの部材関連のメーカー、
南電機株式会社の関連ページを紹介しておきますので、ご覧ください。
(PDF)
施工方法なんかも、図解されているので参考になると思いますよ^^
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