(2021)令和3年度第二種電気工事士技能試験 候補問題-No2
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第二種電気工事士技能試験候補問題(複線図)
候補問題(No.2単線図)
表示説明
電源:1Φ 2W 100V
- 1Φ=単相
- 2W=2線式
- 100V=電圧
VVF 2.0-2C=VVF ケーブル 2mm 2芯
器具及びスイッチ他
ランプレセプタクル | |
|
コンセント |
二口コンセント | |
パイロットランプ | |
タンブラスイッチ | |
ジョイントボックス |
候補問題No.2で使用されている器具及びスイッチは、以上です。
中には、施工が省略されているものも含まれていますが、書き添えておきました。
基本的に、この表示を使って複線図を描きます。
候補問題No.2複線図
実際に書き上げた複線図です。
技能試験の注意点
電気工事士技能試験会場では、課題に対する施工条件が示されますので、示された施工条件をよく読んで、施工条件を満たすように施工しなくては、“不合格”となるので、十分注意してください。
特に事前練習を数多く積み重ねた方の中には、丸暗記して施工条件を読まずに課題に取り組む人が多い傾向があるようなので、普段以上に慎重に作業するよう注意してください。
示される施工条件の一例として、以前の技能試験問題に示されていたものを掲載しておきますので、参考にしてください。
図に示す低圧屋内配線工事を与えられた全ての材料を使用し、【施工条件】に従って完成させなさい。
で囲った部分は施工を省略する。
- VVFジョイントボックス及びスイッチボックスは、支給していないのでその取付は省略する。
- 電線接続箇所の絶縁テープ巻きや絶縁キャップによる絶縁処理は省略する。
- 作品は保護板(板紙)に取付けないものとする。
注:
- 図記号は原則として JIS C 0303:2000に準拠している。
また、作業に直接関係ない部分等は省略又は簡素化してある。
は、ランプレセプタクルを示す。
ここまでが、図面説明の部分になります。
<施工条件>
- 配線及び器具の配置は、図に従って行うこと。
- 確認表示灯(パイロットランプ)は、常時点灯とする。
- 電線の色別(絶縁被覆色)は、次に順ずること。
- 電源からの接地側には、全て白色を使うこと。
- 電源からランプ及びコンセントまでの非接地側は、全て黒色を使うこと。
- 次の器具の端子には、白色電線を結線する。
- ランプレセプタクル受金ネジ部端子
- コンセントの接地側端子(Wの表示あり)
- VVFジョイントボックス部分を経由する電線は、その部分で全て接続箇所を設け、
接続方法は、次に順ずるものとする。
- (A)部分は、リングスリーブ圧着接続とする。
- (B)部分は、差込形コネクタ接続とする。
このように必要な施工条件が示されるので、しっかり読込んで間違いのないよう作業を進めてください。
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