電気工事士として知っておかなくてはならない、基本的な結線を勉強しましょう。
このページでは、中でも基本中の基本の片切スイッチ結線を解説しています。
サイト内には、一部広告リンクが設置されています。
スイッチとコンセントの結線 (2
実際の電気工事の現場でも頻繁に行わなくてはならないスイッチとコンセントの混在する結線練習の2回目です。
前項では、片切スイッチとコンセントを別々に取付ける結線でしたが、今回は同一スイッチボックスに取付ける時の結線です。
この取付け方法も洗面所などで用いられたりすることが多く、実際の電気工事の現場でもよく用いられるものなので、簡単なものですが結線方法を確認しつつ、確実に行えるようにしてください。
片切スイッチとコンセントを同一ボックスに取付けるための結線も電気工事の現場では、よく見かける結線なので、この程度の結線に時間を費やしている場合では、ないので見ただけで簡単にできるようになってもらわなければ困ります。
それでは、まず単線図で確認してください。
片切スイッチとコンセントの混在する結線と称していますが、冷静に見ればコンセントの電路と片切スイッチの電路は、まったくの別物だということは簡単に見て取れます。
冷静に観察すれば、どんなに複雑な結線も一つ一つの電路形成であることが解るので、それさえ理解できれば後はそれを一つ一つ潰していけばいいだけなので、
簡単に結線を完成させることができます。
このことをふまえて、下の複線図をご覧ください。
こうして完成した片切スイッチとコンセントの点滅状態が下のGIF写真アニメになります。
このページの片切スイッチとコンセントの結線は前回のものと違い、同一のスイッチボックス内に収めていました。
このとき100V電源の非接地側をスイッチとコンセントに共通として使用するのがポイントで、この考え方は、いろんなな場面で用いるので、しっかり覚えておくようにしてください。