電気工事士として知っておかなくてはならない、基本的な結線を勉強しましょう。
このページでは、中でも基本中の基本の片切スイッチ結線を解説しています。
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スイッチとコンセントの結線 (5
実際の電気工事の現場でも頻繁に行わなくてはならないスイッチとコンセントの混在する結線練習の5回目です。
今回は、これまでの総括的な結線に挑戦してみましょう。
片切や3路などのスイッチとともに、その中にコンセントも交えた結線方法なので、これまで練習してきたことの総括的な結線になっています。
このように各種の結線が一つのジョイントボックスに混在することは、実際の電気工事現場では普通にあることなので、冷静に観察する目を養っていただきたいと思います。
一箇所のジョイントボックス内で、違った結線を行うことに慣れてもらうための結線なので、慌てず騒がず、これまで練習してきたことを思い出して取り組んでください。
それでは、まず単線図で確認してください。
これまでの総括的な結線なので、片切、3路、コンセントがジョイント部分に混在していますが、一つ一つは個別のものなので、一つずつ考えて結線すれば、さほど難しく考える必要もないでしょう。
これでジョイントボックスでの結線は終わりです。
後は、スイッチボックス内での接続となるので、下の解説図をご覧ください。
こうして完成した片切、3路スイッチとコンセントの点滅状態が下のGIFアニメになります。
総括的な結線は、ご理解いただけましたか。
これまでになく、電線数が多かったですが、一つ一つを考えれば、たいしたことはなかったと思います。
このように、いろんなスイッチやコンセントが混在していても、それぞれが単独のものだと考えれば混乱することもなく、淡々と結線を進めることができるでしょう。