実践電気工事(電線接続時に便利な工具)
この表記は、景品表示法の通称ステマ規制に基づいて記載しています。
電線接続時にあると便利な工具
ハンドプレスや油圧圧着工具などを使用して
電線接続する作業は電気工事には必ず必要な作業です。
電気工事の現場では、みなさん当たり前のようになさってると思いますが
基本の反復は非常に重要であり、確実にその技術を習得し実践することこそが
とても大切なことであることは、みなさん同じ思いだと思います。
そんな電線接続作業時にあると便利な工具をご紹介しておきましょう^^
持っているのと、持っていないのとでは、
作業効率は雲泥の差ですよ (−− )
電線被覆を簡単に剥くために
電線接続作業のとき、必ず行わなければならないのが
電線被覆を剥く作業ですよね。
基本的には、電工ナイフを使っての皮剥きですが、
慣れないとこの作業は結構難しいものです(>_<)
電線に対して、10°の角度で電工ナイフの刃を入れ、
鉛筆を削るように電線被覆を剥くのですが、
慣れないと、電工ナイフの刃を立て過ぎて、電線に傷を付けたり、
逆に、電工ナイフの刃を寝かせすぎて、
芯線が出てこないなんて事も多くあります。
実際の電気工事の現場では、時間との戦いということも多く、
のんびりと、電線被覆を剥いてる時間もないことが日常茶飯事ですから
効率よく作業を進めるためには、
これらの作業を軽減する工具が必要となってきます。
そんな電線被覆を剥く作業の効率を上げる工具のご紹介です^^
VAストリッパー
電気工事の現場で一番多く用いられるのが、VVFケーブルですね。
一般住宅からマンション、工場、商業施設等々
さまざまな建物の電灯回路やコンセント回路など
一般機器に接続される機器への配線には欠かすことのできない電線です。
しかも配線作業の中で、スイッチ結線やコンセント回路結線など
数多くの電線接続が必要となるものですから、
電線被覆を剥くだけでも大変な作業になってきます。
電気工事士試験の技能試験などでもストリッパーを使用しますが
もっと効率的なVAストリッパーがこちらです。
このVAストリッパーなら、
外被覆も内被覆も簡単に剥くことができるうえ、
1.6×2C〜2.0×3Cまで対応できるので、
電気工事の現場作業には、不可欠なものだと思います。
実際の使用方法は、下記画像をご覧ください。
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■ 外被覆剥き(1
収まりを考えて適度な長さの位置を決める。 |
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■外被覆剥き(2
位置が決まったらハンドルを強く握って外被を剥く。 |
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■ 内被覆剥き(1
接続時の使用材料を考慮して適当な長さで位置を決める。 |
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■ 内被覆剥き(2
ハンドルを握って被覆を剥く。 |
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■ 被覆剥き完成 |
作業としては、この2ステップで終わりです。
しかも内被覆剥きは、3芯まとめて一度に行えますから
作業効率は格段に上がりますから
数多くのVVF電線を接続する際には必需品といえるでしょう。
しかも、電線被覆を剥くのに電工ナイフを使う熟練の技術も必要なく、
一般の方がやっても仕上がりは、ほぼ同じです。
さらに、エコケーブルにも対応しているので、
一般住宅から公共事業の電気工事まで対応できて
電気工事の作業時間を大幅に短縮することができるでしょう。
ここで使用上のちょっとしたコツをご紹介しておきます。
VAストリッパーを使う前に、できるだけVAケーブルを真直ぐに伸ばしておくのが、失敗しないコツです。
屈曲してると、刃が入り過ぎて、芯線を傷つける可能性が高くなり、トラブルの原因になる可能性があるので十分注意してください。
そんな便利なVAストリッパーの中でも、価格面と機能面を考えて、
私がおすすめするのは、下記のVAストリッパーです。
最初にご紹介したのですが少し特徴を書き添えると、
切り込み深さの調整ができるので、いろんなケーブルに対応できるし
なんと言っても価格が安い!!
多くの電気工事士さんに支持されているVAストリッパーです。
ケーブルストリッパー
幹線ケーブルなどの被覆を剥くのに使用するのがケーブルストリッパーです。
幹線ケーブルとして使用されるケーブルの被覆を剥くのも
結構手間のかかる作業です。
こちらも基本的には、VVFケーブル同様、
電工ナイフを用いるのが一般的ですが
やはり、電線を傷つけず、尚且つ効率的に作業を進めるには
それなりの熟練した技術が必要となってきます。
しかし、このケーブルストリッパーを使えば、
そんな熟練が必要な作業も、簡単に行うことができます。
下記の写真で使用方法をご覧ください。
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■外被覆剥き(1
必要な長さの位置にケーブルストリッパーをセットし、1回転させる。 |
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■外被覆剥き(2
ケーブルに沿って縦にケーブルストリッパーを引く。 |
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■外被カット状態 |
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■内被覆剥き
必要接続長さにケーブルストリッパーをセットし、1回転させる。 |
ケーブルストリッパー使用時は、芯線に傷をつけないよう、刃の長さを調整する。
調整方法は、台尻部分にあるツマミで調整する。
これで、幹線ケーブルなどの接続作業も効率アップして
現場作業にも余裕ができることでしょう。
尚、ケーブルストリッパーには、適応サイズがあるので、
使用サイズを確認して使ってください。
このように、電気工事にもその作業効率を上げる
便利な工具があるので、活用して日々の電気工事を効率よく行ってください。
電線接続時に必要なハンドプレスや油圧圧着工具の使い方などは、こちらでご覧ください。
電気工事に使う工具をお探しならこちらをご覧ください。
実践電気工事(電設工具)
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