過去の第二種電気工事士技能試験の複線図を元に解説しています。
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H24年度上期技能試験問題(複線図)
下記に試験問題と複線図を掲載していますので、技能試験対策の参考にしてください。
<施工条件>
1)配線器具及び器具の配置は、図に従って行うこと。
尚、「ロ」 のタンブラスイッチは、取付枠中央に取り付けること。
2)配線用遮断器、漏電遮断器、接地端子として代用する端子台は、
図のように使用すること。
3)電線の色別(絶縁被覆の色)は、次によること。
4)VVFジョイントボックス経由電線は、全てに接続箇所を設け
接続方法は、次によること。
5)ネジなしボックスコネクタは、ジョイントボックス側に取付け、
スイッチボックス側の取付けは、省略すること。
6)ネジなしボックスコネクタの止めネジは、
頭部が捻じ切れるまで締め付けること。
7)ランプレセプタクルは、台座のケーブル引込口を欠かずに、
ケーブルを下部(裏側)から挿入し、使用すること。
<技能試験問題>
図に示す低圧屋内配線工事を与えられた材料を使用し<施工条件>に従って完成させなさい。
ただし、スイッチボックス、ジョイントボックスは支給していないので、その取り付けは省略するものとする。
配線用遮断器、漏電遮断器、接地端子は、端子台で代用する。
<技能試験複線図>
下記複線図は、一例であり、このほかにも正解となる結線方法がある。
【複線図】
今回の出題の注意点は、単相100Vと200V回路が混在していること。
また、同一スイッチボックス内にコンセントとスイッチが混在しているが、コンセントとスイッチを分けて考えるようにすること。