(2021)令和3年度第二種電気工事士技能試験 候補問題-No7
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第二種電気工事士技能試験候補問題(複線図)
候補問題(No.7単線図)
表示説明
電源:1Φ 2W 100V
- 1Φ=単相
- 2W=2線式
- 100V=電圧
VVF 2.0-2C=VVF ケーブル 2mm 2芯
器具及びスイッチ他
ランプレセプタクル | |
3路スイッチ | |
|
4路スイッチ |
ジョイントボックス | |
ジョイントボックス(アウトレットボックス) |
候補問題No.7で使用されている器具及びスイッチは以上で、基本的にこの表示を使って複線図を描きます。
候補問題No.7複線図
実際に描き上げた複線図です。
技能試験の注意点
電気工事士技能試験会場では、課題に対する施工条件が示されますので、施工条件を満たすように施工しなくては、“不合格”となるので、十分注意してください。
特に事前練習を数多く積み重ねた方の中には、丸暗記して施工条件を読まずに課題に取り組む人が多い傾向があるようなので、普段以上に慎重に作業するよう心掛けてください。
示される施工条件の一例として、以前の技能試験問題に示されていたものを掲載しておきますので、参考にしてください。
図に示す低圧屋内配線工事を与えられた全ての材料を使用し、【施工条件】に従って完成させなさい。
- VVFジョイントボックス及びスイッチボックスは、支給していないのでその取付は省略する。
- 電線接続箇所の絶縁テープ巻きや絶縁キャップによる絶縁処理は省略する。
- 作品は保護板(板紙)に取付けないものとする。
- 注:
- 図記号は原則として JIS C 0303:2000に準拠している。
また、作業に直接関係ない部分等は省略又は簡素化してある。
は、ランプレセプタクルを示す。
ここまでが、図面説明の部分になります。
<施工条件>
- 配線及び器具の配置は、図に従って行うこと。
- 3路及び4路スイッチの配線は、次にのようにする。
- 3か所のスイッチをそれぞれ操作することで、ランプレセプタクルを点滅できるようにする。
- スイッチの端子記号「0」には電源側、負荷側電線を接続し、「1」「3」には4路スイッチ間の電線を接続する。
- アウトレットボックスは、打抜き済の穴のみを全て使用すること。
- 電線の色別(絶縁被覆色)は、次に順ずること。
- 電源からの接地側には、全て白色を使うこと。
- 電源から3路スイッチ【S】までの非接地側は、全て黒色を使うこと。
- ランプレセプタクルの受金端子には、白電線を結線する。
- ランプレセプタクル受金ネジ部端子
- 露出形コンセントの接地側端子(Wの表示あり)
- 引掛けシーリングローゼットの接地側端子(接地側表示あり)
接続方法は、次に順ずるものとする。
- (A)部分は、リングスリーブ圧着接続とする。
- (B)部分は、差込形コネクタ接続とする。
この施工条件に従って、時間内に作品を仕上げてください。
条件をクリアしないと“不合格”になります。
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