【電気工事】2種類の配線方法

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【配線】基本的な配線方法を図解で詳細解説!

木造住宅は、配線作業の基本的な方法を知ることができる最適な教材です。
木造住宅なら、配線が終わってからも手直しする時間があるので、仮に間違ったとしても、改修することで失敗を糧とすることができます。
木造住宅で配線するときは、次のステップを念頭に作業するとその後の電気工事における理解度が格段に違ってきます。

木造住宅で学べる配線の基本

木造住宅も立派な建物で、最終的にはユーザーの財産となる大切なものなので、電気工事もしっかり行わなくてはなりません。
電気の安定供給と安全な施工は、電気工事士の大切な責務ですから、
基本を大切に、逸脱しないよう心掛ける必要があります。

 

とは言っても電気工事を行うときは、現場の状況や時間的な制約の中での作業となるので、事前に少しでも知識を持っておくことで、電気工事の現場での作業に対する理解も早くなると思うので、この項目が、新人さんの電気工事の一助となればと考えています。
今回は、実際の電気工事について解説します。

配線工事における配線の種類

電気工事の配線方法といっても、たいしたことはありません。

 

木造住宅の配線の基本は、梁などの構造材にステップルで支持するのが基本ですが、
その他のU字フックなどを利用して行う方法も併用します。

 

このほかにも、簡易のケーブルラックのようなものもあるので、それらも使って、最適な配線を行うのが電気工事士として当然の責務です。

 

実際に使用する材料に関しては、ジェフコムやデンサン、未来工業、ネグロスなどの、電気設備資材関連のメーカーサイトにWebカタログがあるので、そちらで確認することができます。

一部メーカーホームページ

今紹介したメーカーのホームページリンクを掲載しておきますので、必要なものは、こちらで確認してください。

この3社は、電設資材や工具の専門メーカーでも有名なところです。
このほかにも、Panasonic東芝神保日動電工etc他にもあります。

 

2種類の基本的な配線方法

基本的な配線方法は、電気工事士が言う
パラ配線(並列)」と「渡り配線(直列)」の2種類です。

 

実際の電気工事の現場では、この2種類の配線方法を織り交ぜて、電気的に余分な負荷や抵抗が掛からないように作業を進めます。
「パラ配線(並列)」と「渡り配線(直列)」を簡単に図解しておきましたので、参考にしてください。

【図解!】パラ配線

パラ配線の解説図です。
パラ配線とは、ご覧のように並列的配線方法のことです。
この配線方法のメリットは、端末機器への配線に対して必要以上の負荷が掛からないので、必要最小限のケーブルで配線することができるので、作業効率が良くなります。また、仮に不良個所が発生したとしても、その配線だけを改修すればいいだけなので、メンテナンス性がいいのも特徴です。
デメリットしては、最後に結線作業が発生するのと、ジョイントボックス分経費が嵩むことくらいです。
作業性の良さとメンテナンス性を考えて、多くの現場でこの方法が用いられています。

【図解!】渡り配線

渡り配線の解説図です。
渡り配線は、文字通り機器間を配線で渡っていく配線方法で、結線が必要ないというのが最大の特徴です。
その分、配線途中は配線器具に対して許容電流以上をカバーするケーブルでの配線が求められるので、通常端末機器以外の部分は全てVVF2.0ケーブルを使います。
また、立ち上げ、たち下げの分ケーブル長さが長くなるので、パラ配線より余計にケーブルを使うことになります。
配線で使用するVVFケーブルは、大きなウエイトを占めるので原価が厳しい現場では、お薦めできない配線方法です。

 

電流量の違いを知る!

「パラ配線」と「渡り配線」での電流量の違いを確認して、現場で配線するときも常にこの流れを意識しつつ配線を行うことが重要ですので、簡単な解説図を用意しました。「パラ配線」と「渡り配線」の電流比較図です。
ご覧のように明らかな違いがお分かりいただけるでしょう。
このことからもどちらが実用的で安全なのかは、電気工事士免状をお持ちの方なら一目瞭然です。
おまけに施工も簡単ですし、コスト面も優れているのですから、「パラ配線」が重用されているのが分かります。

 

各配線方法のメリットとデメリットのまとめ

VVF配線工事では、紹介した2つの配線方法を駆使して、最適な配線を行うのですが、
それぞれに特徴があるので、簡単にまとめてみました。
◆パラ配線の場合

  • 負荷配分が均一になる。
  • 機器への配線はVVF1.6で行える。
  • メンテナンス性が良い。
  • 作業性が良い。

◆渡り配線の場合
メリットは、各機器を順番に配線するだけなので、新人でもすぐに配線できることでしょう。
他に、メリットは見受けられません。
逆にデメリットのほうが多いように感じるので、いくつか紹介します。

  • 配線距離が長くなる。
  • 使用ケーブルがほとんどVVF2.0なのでコストが上がる。
  • 不具合時の改修が難しい。

このように「パラ配線」の方が実用的なのは明らかで、ほぼすべての現場での配線は、この方式で行われていると言っても過言ではないでしょう。
いずれにしろ、現場状況に応じて適切な配線を行うことが重要で、どちらが良いとは言い切れないので、
その場その場の判断を適切に行えるように経験を積むことが何より大切です。

 

また、日々電気工事も少しずつ変化していますし、新たな技術が開発され、それに応じた工事方法も提案されるので、電気工事を続ける限り、勉強し続けなくてはならないでしょう。

 

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