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スイッチとコンセントの結線 (3
実際の電気工事の現場でも頻繁に行わなくてはならないスイッチとコンセントの混在する結線練習の3回目です。
このページでは、同一スイッチボックス内に片切スイッチ二つを設置した照明2台とコンセントを結線する練習をします。
このような結線もよく見かける結線だし、スイッチのみの場合にも活用できる結線なので、その考え方を理解してください。
片切スイッチとコンセントを同一ボックス内に取付けるための結線も電気工事の現場では、よく見かける結線ですが、これまで練習してきたものより今回は、さらに実践的なものなので、実際に行う電気工事にも活かしてもらえると思います。
それでは、まず単線図で確認してください。
前回と違って今回は、片切スイッチと照明がそれぞれ増えていますが、基本的な考え方は前回のものと同じなので、ゆっくりと複線図を見れば、そんなに難しくないことが判るはずです。
※解説図は、VVF1.6×2Cを2本使用として描いています。
こうして完成した片切スイッチとコンセントの点滅状態が下のGIFアニメになります。
今回の片切スイッチとコンセントの結線は、照明が2台になり、それぞれに片切スイッチを配置していますが、結線としては前回のものに負荷が一つ増えただけなので、
さほど難しいものではありません。
ただスイッチボックス内での接続の際に各片切スイッチとコンセント間の非接地側のわたり線の接続方法が今回のポイントになるので、そこをしっかり覚えてください。
この接続方法を覚えていれば、仮に照明が10台、片切スイッチが10個あったとしても基本的には同じように結線すれば、いいだけなので、言って見れば片切スイッチ取付け時の基本形だということになります。