電磁開閉器のタイムスイッチ併用結線

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電磁開閉器のタイムスイッチ併用結線
電磁開閉器とタイムスイッチの併用は、電気工事の現場でよく使われるもので、ビルやマンションなどの共用灯などを点灯時間と消灯時間をセットして、決められた時間で制御する、最も簡単な結線です。
これが出来れば、この結線を応用して他の機器との接続も簡単に出来るようにできます。

電磁開閉器とタイムスイッチ併用結線

タイムスイッチと電磁開閉器の結線は、とても簡単です。
普通のタイムスイッチは、入力端子と出力端子に分かれているので、電源と負荷機器からのケーブルを持ってくれば、それで配線は終わりなので、出力端子から電磁開閉器の操作回路へ繋げば電磁開閉器が作動します。
もうこの時点でほとんどの電気工事士さんは、理解できたのではないでしょうか。

 

とはいうものの、せっかく展開結線図なども描いたので、結線状態を確認してください。

 

単相電磁開閉器結線(TM-1)

 

見て気付いたと思いますが、片切スイッチを使った電磁開閉器の結線とさほど変りません。
今回のタイムスイッチにしても、所詮スイッチの一つなので、片切スイッチを少し応用すればできる簡単な結線です。

 

それでも検索結果では、電磁開閉器の結線についての検索が多く見受けられます。
おそらく検索されている方の多くは、操作回路の結線で混乱されているだけだと思います。

 

電磁開閉器は、操作回路と作動部分とに分かれているので、それを頭に入れておけば作動回路に電流が流れるようにして、後はそれを電磁接触器として使えるようにすればいいだけだから、そんなに難しく考える必要はないと思います。

 

全体を見るのではなく、一つ一つの役割を見ていけば、自ずと結線が解るようになるはずだし、みなさん電気工事士免状を取得されているのですから、回路図をしっかり見れば出来るはずなんですけど・・・

 

この電磁開閉器を使った動作確認用GIFアニメ写真を掲載したので結線図と見比べてください。

 

単相電磁開閉器結線(TM-2)

 

見ての通り安物のタイムスイッチですが、十分機能しています。
このタイプのタイムスイッチは、オーソドドックスなものなので、電気工事士なら誰しも知っているものだと思います。

 

このように、タイムスイッチと合わせて電磁開閉器を使うことで、時間通りの制御が出来るので、マンションなどの共用灯には最適なので、多くのマンションで使われている結線です
この結線を使うことで、デーライトスイッチ(自動点滅器)などにも転用できるので、また違った制御が可能となるので、用途が拡がります。

 

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